パイレーツ・ブラストは、かつて海賊のアジトだった洞窟に隠された財宝を求めて、トロッコに乗り込むという設定のアトラクションです。 パークのオープン当初(2002年4月25日)は「トレジャー・ハンティング」なるアトラクションで、 「インディアナ・ジョーンズ(東京ディズニーシー)」と同タイプだったとされています。 2007年3月17日に、半屋内型コースターとしてリニューアル・オープンしました。
泉陽興業が手がけており、規模的にも前出のアクアウインドに近いですが、レベルの差を見せ付けられたというのが率直な感想です。 コースレイアウトは、トレジャーハンティングから変更されず、コースター設計としては厳しい制約がかけられました。 そのハンディキャップを考慮しても、やはりコース設定に無理があるのか、展開がスムーズではありません。 終盤は屋外に飛び出しますが、その瞬間、激痛を伴う可能性あり、厳重注意。 最前列に乗ると、太ももを強打して、3日間くらい痛みが残ってしまいました。
前半は、暗闇とフラッシュライトの巻上げを経て、アジトというより「呪われた神殿」のようなコースを走ります。 そこそこのスピード感で、ガタゴトした乗り味、中途ブレーキもあり。 暗くて見えにくいけれど、意外に作りこまれている展示物。 可もなし不可もなし、というレベルでしょうか。
コース中間部の巻上げ後、宝物が見えて(スポットBGMあり)、大きくドロップ。 最高速度に達した時、レールが壁のように立ちはだかり、激突するように左カーブする(要注意ポイント)。 屋外に出たらすぐにブレーキで、その後は一癖ありそうな捻りドロップと急バンクカーブが連続するものの、消化不良は否めません。ドドンパの終盤のレイアウトに似ています。
ライドは4人乗り2両編成ですが、後ろ側に乗ることを強く推奨します。 後方車両ならば、「激突時」の衝撃は緩和され、さらに途中の小ドロップで、強い引きずり込みを楽しむことができます。
項目 | 値 | 備考 |
コース全長 | 478 m | |
最高時速 | 43 km/h | |
最高地上高度 | 12 m | |
最大落差 | N/A m | |
最大斜度 | N/A 度 | |
最大バンク角度 | N/A 度 | 推定50度〜60度 |
回転数 | 0 | |
最大G | N/A G | |
運転時間 | 約 2分45秒 | |
乗車定員 | 8 人 | 2名×2列×2両 |
設計・施工 | 泉陽興業 | |
※データはrcdbおよびオフィシャルサイトを参考にしました。 |
乗車制限: 身長130cm 〜 (2011年元旦より引き上げ)
(詳細および最新情報は、オフィシャルサイトまたは現地にてご確認下さい。)