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パーク入り口付近の商店街を抜けて、右手の建物が屋内コースター「闘牛コースター マタドール」です。 建物は箱型で大きく、まとまった規模があるのではと期待してしまいます。 このコースターは当初「イベリア超特急」としてオープンしましたがトラブルにより一旦休止し、 2004年に現在の形にリニューアルされました。
建物外観は「イベリア超特急」からほとんど変わっていないとされ、コースターらしい雰囲気は感じられません。 入り口のエンブレムを見て、コースターなんだなと気付く程度です。 キューラインにはFiesta De Torosなる闘牛開催のポスターが展示され、乗客は牛形のライドに乗り込みます。 厳重なショルダーハーネスあり、ガタガタした動きなのかなぁ、とテンションが下がります。
このライドは「乗客が牛」という設定で、スタートの巻上げは闘牛場への入場、そして暗闇コースを疾走し、時折り赤布(ムレータと呼ぶ)、馬に乗った闘牛士(ピカドールと呼ぶ)や蛍光色の剣・槍が現れるという寸法。 掛け声や音響効果もあって、盛り上げようとはしているようです。 途中で一旦停止し太鼓やファンファーレや歓声が上がって、観衆の影が点滅し、いよいよクライマックスか?と思わされます。 その後は再巻上げに入り、疾走が始まりますが、前半と同じで短いです。 闇の中から「危険ですから足を出さないで下さい」という、演出としては場違いなアナウンスが入り、ホームに滑り込みますが、そのまま徐行で通過していきます。 ここは「イベリア超特急」時代の降車ホームの名残で、大きな牛のモニュメントが有るものの、実際は「がらん洞」。 あのアナウンスは、まだ到着ではないから降りないでね、という意味でしょうか。 ここを抜けると、出発したホームに戻ります。
コースターの乗り味ですが、そこそこのスピード感はあるようです。 真っ暗なのでコースが読めず、多少身体を打ったりしますね。 後方の席は、振動がきつくて痛い。引きずり込みを感じるほどでもなく、これなら前の席のほうが良い。
乗車位置を変えて、2回くらい乗り比べておけば十分という感じです。
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ピカドール(確かに馬に乗っている) |
乗客を襲う槍 |
項目 | 値 | 備考 |
コース全長 | 489 m | |
最高時速 | 52 km/h | |
最高地上高度 | 12 m | |
最大落差 | N/A m | |
最大斜度 | N/A 度 | |
最大バンク角度 | N/A 度 | |
回転数 | 0 | |
最大G | N/A G | |
運転時間 | 2:43 | |
乗車定員 | 24 人 | 4人乗り×6両 |
設計・施工 | 三精輸送機 | |
※データはrcdbおよびオフィシャルサイトを参考にしました。 |
乗車制限: 身長110cm 〜
(詳細および最新情報は、オフィシャルサイトまたは現地にてご確認下さい。)