写真掲載はございません。了承下さい。
2003年5月1日にオープンした温泉施設。 大型ローラーコースター、サンダードルフィン(以下サンドル)とセンターレス観覧車ビッグオーも同時オープンし、 その機に、「後楽園ゆうえんち」から「東京ドームシティ」に改称された。
アプローチはエレベータ(6F)のみ。降りたその場で靴を脱ぐようなレイアウト。 一旦エレベータを降りると、引き返し辛い雰囲気。 右に進んで、靴をロッカー(無料)へ。鍵は個人で管理する。 ホテル・フロント(苗場●リンスよりは、よほど高級感あり)のような受付で、 ICカード代わりのリストバンドと、タオル館内着セット引き換え用のプラスチック塊を受け取る。 ヒーリングバーデ利用の場合は、この場で申請する。 料金は、後払い。 タオル館内着セット(ヒーリングバーデ利用の有無でデザインが異なる)を受け取り、ロッカールームへ。 リストバンドは番号入りで、ロッカーキー(電子ロック)になっている。 まずはやっぱり、お風呂へ直行。
内湯は、こんな感じ。かけ湯。温泉(温度別に2箇所に仕切られている)。ジェットバス(5人分、温泉ではない、一箇所だけ異常な勢いのものがあったが修正されていた)。サウナ(温度別に3箇所、うち1箇所はテレビ付き)。冷水浴(温度別に2箇所に仕切られている、うち1箇所はジャグジー、サンドルの小輪くぐりのようなデザインが活かす)。シャワー(一部霧状)。洗い場。奥にあかすりコーナー(別料金)。 広さは普通のスーパー銭湯並み。 係員が常に水質検査している。 窓からの展望は利かず、サンドルのファーストドロップがどうにか見える程度。 温泉は茶色く濁っており、塩分が強烈。 もともとは、地下に封印された海水らしい。 怪我をしてる場合や、乾燥肌、アトピーは要注意かも。
露天風呂は2箇所で、どちらも温泉。岩風呂と東屋で、温度が異なる。 ここで使われている岩は、由緒正しいものらしい。 絶叫をBGMに浸かるのも、おつなものだ。 ただし、壁に囲まれ圧迫感があり、展望は全く利かない。 しかし館内廊下からは丸見え。
お風呂を上がったら、5Fへ。 吹き抜けのラウンジからは、サンドルがよく見える。 ここには飲食店、マッサージ、エステ等が揃っており、予算に応じて利用すると良いだろう。 奥に進むと、テレビ付きのリクライニングシートが並んでおり、毛布と雑誌を借りて一眠りしよう。 併設のシアタールームは暗いので、眠りに最適。 サンドル通過時の振動が、これまた気持ち良い。 マッサージチェア・コーナーもあるが使ったことはない。 近くの電器屋で出来るし、まぁいいか。
7Fのランデブーデッキは、サンドル展望ベランダのようなもの。 奥はヒーリングバーデ専用エリアである。 筆者は未利用なので、コメントはいたしません。
まとめ)
立ち寄り湯というよりは、ちょっと高級感ある健康ランドといえる。
大人をターゲットにしたコンセプトが貫かれており、
場末の温泉施設のような猥雑さは徹底的に排除され、
非常に居心地が良い。
丸1日居座るに十分なクオリティといえる。
だから料金も少々高め。バリア価格といっても良い。
ただし、ファミリーならば料金や制約事項を考えると、
クルマで伊豆か富士五湖の日帰り温泉を目指した方が良いかも。
2003年7月1日からアトラクションズのフリーパスが導入された。
乗り物重視か温泉重視かで攻略法方が変わってくる。
出来ることなら、中途退出可能なシステムを導入するか、
フリーパス購入者のみの特別料金(2時間1000円など)を検討いただけると助かるのだが。
なにはともあれ、リピートしたいと思える施設であることに間違いない(平日限定かもしれないが)。
項目 | 値 | 備考 |
大人料金 | 2300円 | 消費税別途、入湯税150円別途 |
小人料金 | 1700円 | 消費税別途、入湯税150円別途 |
休日割り増し | 300円 | 消費税別途 |
深夜割り増し | 1800円 | 消費税別途 |
ヒーリングバーデ | 300円 | オプション、消費税別途 |
制約事項)
未就学児入場禁止。18歳未満は保護者同伴にて15:00まで入場受付、18:00までに退場。休日は4時間で退場。