鉄骨番長は、2009年7月18日、凄腕の跡地にオープンした回転ブランコ型ライドである。動きはワイヤーで吊るされた椅子(2人乗り×12台)が、ぐるぐると水平回転するだけのシンプルなもの。しかし、回転半径は28m、速度51kmh、そして高度47mに達するスケールだ。並みのコースターよりも高い位置で、小さく不安定な椅子から見下ろす風景は、まさに絶品。とにかくハンパではない高度感である。そして身体一つで風を切る爽快感は最高だ。風があれば、ライドの動きは更に不安定になり、少々怖い。すなわち、「上空強風でFUJIYAMAが運休する」コンディションこそ絶好なのかもしれない(鉄骨番長が止まってしまったら元も子もないが)。
搭乗中、頂上まで2回ほど上下するが、落としこみのような内臓浮上感はなく、むしろ常に高い所で回り続けているような感じである。アニメ「アルプスの少女ハイジ」オープニングのシーンを地で行くかのようである。ライドのコンセプトは「工事中」であり、入り口には「危」「絶叫第一」など表示されている。そしてテーマ曲「鉄骨番長・鉄骨番長・グングン・グルグル・グングン・グルグル」がリピートしている。ワイヤーに装着された安全バーの錘(水色のプラスチック)は、打ち鳴らせばカスタネットのような音がする。「鉄骨番長・鉄骨番長〜」に合わせてカチカチ鳴らす人も多い。
ナガシマスパの同型機・スターフライヤーは、スペック面に相違あり。 乗車定員、ワイヤーロープの張り方、オートロック導入など。
項目 | 値 | 備考 |
タワー高さ | 59 m | |
回転部最高到達地点 | 52 m | |
ゴンドラ最高到達地点 | 47 m | |
最大回転直径 | 28 m | |
最高時速 | 51 km/h | |
運転時間 | 約3分 | |
乗車定員 | 24 人 | 2人乗り×12台 |
設計・施工 | ||
※データはwikipediaおよびオフィシャルサイトを参考にしました。 |
乗車制限: 身長110cm 〜
(詳細および最新情報は、オフィシャルサイトまたは現地にてご確認下さい。)